主題
- #リーダーシップ
- #偉大な目標の力
作成: 2024-03-18
作成: 2024-03-18 08:22
ウルリムさんが考える良いリーダーとはどのような人物ですか?
ワンオンワンをしている最中に、PMから質問された。
この質問を聞いて、私がこれまで経験してきた様々なリーダーの姿が脳裏をよぎった。
明確な意思決定でチームに信頼を与えるリーダー、
マネジメント能力で私を業務に集中させてくれるリーダーなど
しかし、これらの姿は、リーダーの本質ではないように思えた。
リーダーは、チームに目標を示し、同じ道を歩ませる人だからだ。
長い間悩んだ末、私はこう答えた。
「チームメンバーをワクワクさせる目標を示し、ついてくるように説得する姿です。」
ある日、アメリカのケネディ大統領がNASAを訪れた。
NASAを訪れたケネディ大統領は、ほうきを持っていた清掃員に質問した。
"今、何をしていますか?"
清掃員はケネディ大統領にこう答えた。
「大統領、私は人類を月に送るお手伝いをしています。」
ワウ
人類を月に送るというケネディ大統領の目標。
その目標に心が躍った清掃員にとって、自分の仕事はもはや取るに足りない清掃ではなくなった。
リーダーが提示する説得力があり、心が躍る目標は、チームメンバーが行う仕事を偉大にする。
そして、これがリーダーシップだ。
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イギリスの探検家、シャクルトンは南極横断という偉大な目標を夢見ていた。
そして、この目標を共に成し遂げる人材を募集する広告を新聞に掲載した。
困難で、報酬も少なく、極寒の寒さ、数ヶ月続く暗闇、絶え間ない危険と安全な帰還を保証しない冒険。成功した場合、栄光と名誉を得ることができます。
アーネスト・シャクルトン、バーリントン街4番地
こんな率直な求人広告で人は集まるのだろうか?
シャクルトンは、ここまで率直な広告で人を集められると考えていたのだろうか?
しかし、この危険な求人広告に惹きつけられた人はなんと5000人。
自分の命を賭けなければならない南極横断に、応募者の競争率はなんと197対1に達した。
偉大な目標、そしてそれを説得力を持って提示すること、
つまり、偉大なリーダーシップは、人の命を捧げさせる。
そして、この物語は、今も世界を変えようと努力しているスタートアップの姿、
偉大な目標のために、自分の人生を捧げる私たちの姿と似ている。
リーダーは、チームに目標を示し、同じ道を歩ませる人である。
どのようにすれば、チームメンバー全員が同じ道を歩むことができるだろうか?
一挙手一投足監視し、指示し、小言を言わなければならないのか?
それとも、すべての意思決定を自分自身が行い、チームメンバーは実行のみをさせるべきなのか?
違う。
リーダーは、偉大な目標を示さなければならない。
シャクルトンのように、自分の人生を諦めるほどの偉大な目標を示さなければならない。
この目標に、チームメンバー全員が共感し、説得されたなら
誰が何と言おうと、チームメンバーは皆同じ道を歩むだろう。
まるでNASAで働いている清掃員のように
"大統領、私は人類を月に送るお手伝いをしています。"
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